
記事読了の所要時間:約3分程度
皆さんおはこんばんちは。
Dr.漫太郎です。
とうとう年末にさしかかってしまいました。
一年も早いものですね、去年の今頃はブログ記事をしこたま書いておりました……。
まぁこの一年続けてきて、ゆっくりでも堅実に続けることの大切さを感じたというところで。
割と更新ペースはまちまちですが、来年からもよろしくお願いいたします。
ということで、あやかしトライアングル感想・考察記事に参ります!
一週空いてしまったので、まずは25話から更新です!
前回の記事はこちら↓
■祭里と宗牙の関係性に進展……!?
ある日、祭里は宗牙の家に祓忍としての修業のため向かうことになった。
というのは半分建前、本当はすずへの好意を自覚し、前回のお話で宗牙に言われた「自分を磨け」の一言を全うするために、自身を鍛えにいくのだった。
しかし同じく前回、祭里と宗牙のあられもない姿を見てしまったすずは、そんな二人を一緒にしてはいられない、と危機感を覚える。
お互いにおかしな思惑を浮かべつつ、シロガネも伴い宗牙の家へと向かうのだった。

(第25話 神速の親父)
宗牙の実家、二ノ曲家は祓忍を務めるだけあってか、古くからの祭里たちの住む地域の地主であるという。
仰々しい門構えを前に、すずも一つ息をのむ。

(第25話 神速の親父)
すると突然、宗牙の使役する妖、ポ之助が血相を変えて祭里たちの前に現れる。

(第25話 神速の親父)
向かった先では宗牙が勢いよく吹き飛ばされていた。
それを行ったのは二ノ曲家が当主、宗牙の父である武牙であった。

(第25話 神速の親父)
「勝手に失恋した挙句、女の姿になった風巻の小僧に惑わされるとは親父ドン引きだ」
そう語る無我であった(全くその通りである)
「あいつは男……俺の好敵手だ」
宗牙は父の言葉を否定しながら立ち向かう。

(第25話 神速の親父)
しかし盃を手にしながらも無駄のない、そして宗牙をも上回る神速の身のこなしで、武牙は宗牙の攻撃を軽くいなす。
この組み手を終わらせる条件は「武牙の酒を一滴でもこぼさせること」だった。
しかし、それでもこの組み手は始まってからすでに四時間が経過しているのだという。
倒れる宗牙の前に、祭里が駆け付ける。
それを見た武牙は二人を煽るような言葉を浴びせた。

初めて会う相手とは思えないほど煽る
(第25話 神速の親父)
祭里もさすがに我慢ならず、怒りの言葉とともに武牙に立ち向かう。
高速の蹴りをお見舞いするも、武牙はそれをなんなく避けてしまう。

(第25話 神速の親父)
さすがの二ノ曲家現当主、その力は伊達ではなかった。
一人ずつでは相手にならないと悟った武牙、祭里と宗牙に向けて「二人がかりでこい」と焚きつける。
煽りを受けてより険しい顔となった祭里と宗牙は、言われた通りに二人がかりで武牙に襲い掛かる。しかし、それでも武牙の素早さには敵わない。

(第25話 神速の親父)
好転せぬ状況に宗牙は冷静さを欠き始めていたが、それを祭里が諫める。
同時に、何やら策ありと宗牙に耳打ちするのだった。

(第25話 神速の親父)
宗牙はその話を聞くと、即座に道場の中を壁や天井をも使って縦横無尽に駆けまわるのだった。そして祭里は姿を消す。
それを見て宗牙による撹乱か、と武牙は睨んでいたが、二人の目的は別にあった。
消えていた祭里は実は宗牙の身体に抱き着いていたのだ。

二人の真剣が見て取れるシーン
(第25話 神速の親父)
人妖・想介との闘いで会得した「無風陣」を使って、宗牙の受ける空気抵抗を減らし、より素早く動けるようにしたのだ。
その速度を利用して武牙を急襲。そのまま手に持った盃を振り払うことに成功する。

見ていたすずは「初めての共同作業」と称してドン引き
(第25話 神速の親父)
二人にしてやられた武牙は頭をかきながら「俺が間違っていた」と呟く。
そして、祭里と宗牙に肩を回しながら「交際を認める!」と宣言するのだった!

(第25話 神速の親父)
しかしこうなってはすずも黙ってはいられない……。
死角から唐突に、魄エネルギーを込めた折鶴を投げ、武牙を攻撃する。

(第25話 神速の親父)
なぜか今度は武牙とすずが「祭里と宗牙を結婚させるかどうか」で口論することになってしまう。
完全に蚊帳の外な祭里。
「あいつもしかして妖の王向いてんのかな……」などと他人事のように呟くのだった。
■Dr.漫太郎的チェックポイント
初めて言及された祭里の父

初めて祭里を見た武牙は神妙な面持ちを浮かべていました。

■今週お気に入りの1コマ
今週は「祭里&宗牙の攻撃図式」です。
「ダウンフォースだ!」と思わず叫びたくなってしまうような、風の図式ですね……(世代モロバレ)

というわけで今回の記事はここまでです!
次回もよろしくお願いします―