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皆さん、おはこんばんちは。
Dr.漫太郎です。
最近私は嬉しかったことがあります。
少し終わりの兆しかと思っていたあやかしトライアングルが、次号新展開Cカラーとなったからです!
いやー、本当に杞憂でしたね。
矢吹先生をWJが手放すはずないってことですな!
これからもあやかしトライアングルを応援していきます!
というわけで改めまして、今週もあやかしトライアングルの感想・考察記事にいきます!
前回の記事はこちら↓
■人妖との戦いを経て……
祭里の祓忍法を受けた想介は、人間としての肉体を徐々に崩していった。
それでもなお、すずを喰おうとあがく想介。

(第22話 流転の賜物より)
手を伸ばすその先にはすずの姿が。
すずは想介のその姿を見て、目から涙を浮かべていた。

(第22話 流転の賜物より)
自分を襲った相手である想介であろうとも、その境遇を慮っていたのだ。
ほかの妖たちをぞんざいに扱わないように、すずは常に妖たちを想い、接してきた。それは想介であろうと例外ではないのだ。
悲しみの表情を浮かべるすずを前に、祭里が歩み寄る。
すると、すずは祭里に身を寄せた。

(第22話 流転の賜物より)
「かわいそうな妖だった……食べられた妖たちも」
そう語りつつも、何より祭里が生きていたことを喜ぶすず。

(第22話 流転の賜物より)
しかし、その間に割って入るシロガネ。
せっかく良い雰囲気ではあったのだが、どうやら祭里はじき女の子の姿に戻ってしまう様子。

(第22話 流転の賜物より)
性醒流転の術は秘術であるゆえに、かけたときと同じ妖力が必要となるとのこと。
シロガネは想介により妖力を食われてしまったため、それが戻るまでは秘術を解くことができないらしい。
女の子の姿に戻ることが分かった祭里は「男の時にしかできないことをやっておきたい」とすずを何処かに連れ出す。
「男のときにしかできないこと」とは何か!
すずはいつものように勝手な妄想で、緊張に打ち震えるのだった。
おもむろに服を脱ぎ始める祭里。
それを見て覚悟を決めたすずも、同じくブレザーを脱いだ……!

(第22話 流転の賜物より)
いざ、と祭里に向き直ったすずだが、祭里自身は唐突に滝行を始めてしまった。
フンドシ一丁でできるのは男の姿のときだけだ、ということだったようだ。
しかし、祭里が突然滝行を始めたのには理由があった。
すずが身を寄せたとき、自分でも理解できないほどの動揺を覚えたのだ。

(第22話 流転の賜物より)
「キス……したい」
それは以前の自分では絶対に思わなかったことだった。
それが、女の子の姿に変わり同性として過ごすうちに「身近な存在」としてすずを認識していた。
幼馴染ではなく、女の子としてのすずを見ていたのだ。

(第22話 流転の賜物より)
そうやって祭里が自身の心情を見つめ直していると、唐突にすずに声をかけられる。
祭里が集中しすぎていたため、滝の流れるその場所まで近づいてきていた。
すず曰く、シロガネに「妖の王をやってほしい」と依頼されたのだという。

(第22話 流転の賜物より)
シロガネは妖界の秩序を守るためにも王の不在は避けた方がよい事象だと言う。
そのため、力を取り戻すまでの間すずが代理を務めて欲しいということだった。
同時に、妖と関わることで妖巫女の力を引き出すことにつながるかもしれない、とも言う。
すずはそれを利用して自身の潜在能力を引き出し、「祭里を男の子に戻すため」それを引き受けたいと申し出た。

(第22話 流転の賜物より)
祭里は、自分のために頑張ろうとしてくれているすずを見て、改めて自分がすずのことを好きなのだと理解する。

(第22話 流転の賜物より)
お互いのことを理解した二人。
これからもよろしく……と握手をしようとすずが近づく、が……

(第22話 流転の賜物より)
岩場に足を滑らせ、祭里のフンドシに手をかけてしまう。
ズルンとフンドシを下ろしたその瞬間に性醒流転発動!
そうして再び祭里は女の子の姿に戻ってしまうのだった。

(第22話 流転の賜物より)
■Dr.漫太郎的チェックポイント
妖の王となったすず

■今週お気に入りの1コマ
今週は「泣きながら退散する宗牙」です。
すずと祭里のために頑張ったのに、自身は何も報われないという哀れな先輩……

というところで今回の記事はここまでです!
次回もよろしくお願いします―。