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皆さん、おはこんばんちは。
Dr.漫太郎です。
ジャンプ週刊連載に島袋先生が帰ってきましたね!
矢吹先生含め、かつての先生たちが少しずつ戻ってくるのは少し嬉しいというか、なんというか……
まぁ今はチェンソーマンや呪術廻戦など、若手(と書くと失礼かもしれませんが)の先生方が大活躍されてますから、それにプラスで楽しみが増えていく、という感じです!
しかし私は変わらずあやかしトライアングルの感想・考察記事を書きます!
というわけで、前回の記事はこちら↓
■真の姿を取り戻した祭里!人妖との再戦の行く末は如何に……!
シロガネもやられ、すずの絶対絶命の窮地を救ったのは、本来の姿を取り戻した祭里だった。
咄嗟に飛びつくすず。祭里の無事を喜び、同時に男の姿に戻っていたことに驚きを隠せない。

(第21話 調和の心より)
しかし、そのことについては祭里自身も理解できずにいた。
そこで、シロガネが口をはさむ。
シロガネ曰く、性醒流転の影響によって想介の影喰の力を免れたのだという。
祭里の腹に刻まれた性転紋は「女に変化させる」魄を生み出し、祭里の身体を覆っていたのだ。
影喰は祭里身体を覆っていたシロガネの魄を奪うのみで、祭里自身の魄は奪われなかったのだ。
端から説明を聞いていた想介は、なるほどと納得はしつつも、なおもシロガネに攻撃を加え続ける。

(第21話 調和の心より)
自分に手も足も出なかった祭里の復活より、妖の王としての力の方を恐れての行動だった。
その行動に腹を立てた祭里は、咄嗟に祓忍法「風苦無」を放つ。

(第21話 調和の心より)
しかし、今やシロガネの魄エネルギーをも取り込んだ想介には傷一つつくこがなかった。
力の差を前に、シロガネは「自分を置いて逃げろ」と祭里を諭す。
祭里はその忠告を聞かなかった。
すずに目配せをしてシロガネを任せると、想介の前に立ちはだかり続けた。

(第21話 調和の心より)
祭里には勝算があった。
倒れながらも眺めていたやり取り……すずの魄を宿らせた折り紙による攻撃を、想介は喰わずに防いでいた。
そこから祭里は、想介の口は「魄しか喰えねー」と推測する。
祭里の祓忍法は魂エネルギーによるもの。それなら想介を倒せるかもしれない。

(第21話 調和の心より)
祭里の気づきの動揺した想介は咄嗟に攻撃を繰り出す。
手を変形させ、必死に攻撃を繰り出すその姿から、祭里は影喰が「ギリギリまで隠すべき弱点」であることを確信する。
想介に逆転の一撃を叩きこむため、祭里は心を鎮める。
かつて習得に失敗した術「無風陣」をこの土壇場で完成させようと試みたのだ。
無風陣の完成には穏やかな心で風と調和することが必要だった。
以前の祭里は、「妖を倒す」ことしか頭になかった。戦いの中で穏やかな心を保つことができなかったのだ。
それを、すずとシロガネが見せてくれた協力する心、穏やかな関係性。
祭里はそこから、精神を鎮めるコツを見出したようだった。

(第21話 調和の心より)
術を展開すると同時に、祭里の周りの空気が静まりかえる。
動かぬ祭里に対し、攻撃を好機と思った想介は複数の影喰の口を繰り出し、祭里に襲い掛かった。
その状況に祭里は動じず、想介に指摘する。

(第21話 調和の心より)
複数現れた口は全て幻。
無風となった祭里の周りを、たった一つの影喰だけが空気を揺らした。
地面から現れる影喰の口を、祭里は大きく飛びあがりながら避け、右手に宿した魂エネルギーをその口の中にぶち込む。

(第21話 調和の心より)
たちまち想介の身体は崩壊していく。

(第21話 調和の心より)
そのまま倒れ伏す想介を前に祭里は勝利を宣言した。
「最初に言ったもんな、てめーの胃袋に風穴を開けるって」
■Dr.漫太郎的チェックポイント
祭里の覚醒

まさか性転換構造が変化の術だとは思いませんでした……!

■今週お気に入りの1コマ
今週は「勝利宣言する祭里」です。
BLACK CATのトレインを思わせるようなキザなセリフですね!しかしなんとなくそれがかっこいい……!個人的に好きな一コマです。

というわけで今週もこれにて終了です。
次回もよろしくお願いしますー。