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皆さん、おはこんばんちは。
Dr.漫太郎です。
引き続き、連載に追いつけるようにあやかしトライアングルの感想・考察記事を進めていきます!
そして今回はセンターカラーでしたね……!

やはり矢吹先生のカラーは美麗です!
ということで、記事にまいりましょー
前回の記事はこちら↓
■人妖の力……!
話はシロガネの回想から始まる。
かつて、妖の王としての姿を持っていた頃の話。
あたりの妖を無差別に喰い現わしている妖がいるという噂を聞いたシロガネ。
直接その妖に会いに行った。

(第18話 人妖・日喰想介より)
妖は妖を喰わない。
その常識と秩序を乱す人妖の存在を、王として見過ごすことはできなかった。
二人はお互いを敵と認識し、ぶつかり合う。

(第18話 人妖・日喰想介より)
そのとき、シロガネは人妖に手傷を負わせつつも、退治するには至らなかった。
同時に、シロガネほどの妖怪がダメージを受けたのだという。
人妖は自分がどこにいるかを妖気を残すことで明らかにしている。
そんな罠を前にして、祭里はそれでもすずを助けようと相手の陣地に向かうのだった。

(第18話 人妖・日喰想介より)
一方その頃、すずと人妖・想介の二人は寂れたリゾートホテルの中にいた。
人妖である想介は人の負の感情があふれる場所を好むという。
「なんであの子を食べたの?」
尋ねるすずに想介は「妖巫女の魄を試食してみたかった」と答える。
妖を喰うことを楽しみとする想介はあるとき、妖を「調理」することで味が変わるということに気付いたという。
調理とは「妖を絶望させること」だった。

(第18話 人妖・日喰想介より)
それを聞いたすずは「もーれつ、悪趣味」と評価するが、想介からすれば悪を繰り返して文明を人間も同じだ、とのたまう。
しかし、そう言われてもなおすずは想介を認めなかった。
食べたいものを我慢することはつらい。自身のスイーツ好きを加味して考えてもそれはその通りだと言いつつ、周りのすべてが食材にしか見えないのはかわいそうだ、とすずは言う。
説教を垂れるすずに対して、想介は「まだ余裕がある」と見抜く。
それは、どこかで祭里が助けに来てくれると考えているからだった。
想介は祭里を殺し、それをすずに見せることで恐怖させ、絶望させるつもりだった。
だからこそ自分たちの居場所を分かるようにし、同時に周りを自身の従える妖で埋め尽くしたのだという。

(第18話 人妖・日喰想介より)
そして案の定、祭里たちはその妖怪たちに苦戦していた。
廃墟で妖怪たちが住みつきやすいということもあれ、明らかに数が多すぎるという状況だった。
「試したい技がある」
そう言って、宗牙は自身を囮に祭里を先に進めた。
祭里は恋緒の改造によって祓忍装束につけられた新装備「風神襷」を使用し、空からすずたちの元へと飛んで向かった。

(第18話 人妖・日喰想介より)
祭里の向かった先では、想介がすずを追いまわしていた。
そうすることで、すずの恐怖を強める作戦だった。
想介の凶刃がすずに襲いかかる。
しかしすんでのところで、祭里のカウンターが炸裂。想介の頬を思いっきり叩くのだった。

(第18話 人妖・日喰想介より)
「てめーの胃袋に風穴開けてやるぜ」
そう言って、祭里は想介に啖呵を斬る。
人妖VS祓忍の戦いの火ぶたが切って落とされた。
■Dr.漫太郎的チェックポイント
シロガネが動揺するほどの強さ

かつては人の形はしつつも、人の姿を持つことのなかった人妖。
しかし、その異形は今の怪しさもそのままに、どこか異質なものだった。

■今週お気に入りの1コマ
今週は「さらわれているのにのんきにもワッフルを食べる夢を見て幸せそうなすずちゃん」です!
いつも通りといえばいつも通りですが、その寝姿はやはりかわいい……!

というわけで、今回のあやかしトライアングル、感想・考察記事はここまでです。
次回もまた、よろしくお願いいたします。