Dr.STONE Dt.STONE_連載解説 週刊少年ジャンプ 週刊少年ジャンプ_連載解説 週刊連載解説

【時短解説】Dr.STONE(ドクターストーン)-その2-火薬完成~謎の村の発見【画像付きあらすじバレ】

更新日:

Dr.STONE感想

記事読了の所要時間:約10分程度

今回は獅子王司と決別したのち、武力に対抗するために千空たちが火薬を発明するところから、謎の村の発見までを時短解説していきます。

前回の記事はこちら↓

https://salary-dokuman.com/2019/12/06/dr-stone-no-1/

■あらすじ時短解説 -その2-

火薬作りのため、箱根へ

千空たちは霊長類最強の高校生、司への対抗手段として火薬を作るため、即席六分儀を手立てに箱根を目指す。

途中、鎌倉の大仏が未だに残っているのを見つけ、自分たちの行く先が間違っていないことを確信する一行。同時に3700年が経ってもなお大仏が残っていることに感動する大樹と杠。

空気を読まない千空
数千年経とうと壊れない大仏に感動する大樹と、科学的に分析する千空
(Z=7 火薬の冒険より)

そこからいくらか歩くと、一行はとうとう箱根に到着する。

箱根温泉
目的地、箱根に到着する一行
(Z=7 火薬の冒険より)

久しぶりの温泉に浸かる一行。
千空は熱さに耐えられなかったのか、一足先に温泉から上がり何かを採取しているが、その裏では仕切りを背に大樹と杠が語り合っていた。

復活してからドタバタ騒ぎで事情を知ることのできなかった杠も、ここで大樹から今までの出来事について順序だてて教わる。

同時に、杠は石化する寸前に大樹が何を言おうとしたかを聞くが、それに対して大樹は「全てが解決したから話す」と伝えた。

大樹の決意
逃げ場のない場所で想いを伝えるのは卑怯だと言う大樹
(Z=8 狼煙をあげろより)

その後、一行はいよいよ火薬の作成にかかる。すでに千空は温泉付近の硫黄を採取し、火薬の原料を揃えていた。
最後に原料を叩いて固める最終工程で、大樹が誤って黄鉄鉱=火打ち石で叩き、大爆発を起こしてしまう。

アホな大樹
近くの大きな石(鉄が含まれているため火打ち石となる)で原料を叩く大樹
(Z=8 狼煙をあげろより)

大爆発は火薬の作成成功を意味するとともに、煙によって自分たちの居場所を報せるきっかけともなってしまった。

すぐさま煙を消そうとする千空だったが、森の中から別の狼煙が上がる。こんな完璧なタイミングで山火事が起きるわけがない。
その狼煙は千空たちが起こした爆発に反応したものだった。

この石の世界に他の人間がいる!

相手に自分たちの存在を知らせるためには今の爆発で生まれた煙をさらに大きくする必要がある。
千空は司に見つかる危険性と天秤にかけた上でなお、煙を大きくして相手に気づいてもらおうという賭けに出る。

杠を人質に千空に近づいていく司
(Z=9 千空VS司より)

しかしその賭けに無残にも負けることとなる。
狼煙を上げた相手が反応するより早く、司が千空たちを見つけてしまうのだった。

千空の死

火薬を完成させたことを確信した司は、自分への対抗手段となることを恐れるとともに、科学の発展によって既得権益が生まれ、汚れた世界に戻ることを懸念した。

ならば、科学を発展させる千空を生かしておくわけにはいかない。そう司は結論づけ、杠を人質に復活液の作り方だけを吐かせ、千空を殺すことを決める。

千空は「人質の杠なんてどうでもいい」と嘘を言って駆け引きをするが、司には一切そういったものが通じない。
司は本気度を示すために杠の髪の毛を首元から切る。

ショーカット杠
首元の石器で杠の髪をばっさりと切る司
(Z=9 千空VS司より)

復活液の作り方を言えば、用なしと千空が殺される。
復活液の作り方を言わなければ、杠が殺される。
千空は決して選ぶことのできない選択肢を迫られる。

しかし、杠は自分が死んでも千空だけは死んではいけないと、司の刃を自ら首元に近づける。

葛藤する千空
自分を犠牲にしようとする杠を前に、葛藤する千空
(Z=9 千空VS司より)

葛藤の末、千空は復活液の作成法を伝える。
それを言えば自分が死ぬことになると分かっていてもなお、その選択をした。

同時期、大樹は煙を大きくするための木の枝を探していた。大樹は狼煙が三本も上がっていることに気づき、急いで千空たちの場所に戻ろうとする。
そこでかすかに聞こえた杠の叫び声に危険を察知し、大樹は走り出す。

迫りくる司。千空は今にも殺される間際であった。
死を前に千空は宇宙に飛ぶことを目指していた幼少期を思い出す。

「すぐにでも宇宙に行く」
今では天才と謳われる千空も、幼少期は宇宙に行くことを夢見て、それを実現するために、地道に一つずつ学んでいた。

幼少期千空
千空も虫眼鏡で光を集めてものを燃やすところから始まった
(Z=9 千空VS司より)

その後大樹と出会い、杠と出会い、三人で協力して一つのロケットを飛ばす。
ロケットには杠が作った三人を象った人形が載せられていた。
打ち上げは見事成功し、三人の人形は宇宙に到達したのだった。

千空チーム
宇宙を漂う三人の人形
(Z=10 科学の徒より)

…………
……
司は最後に千空に問う。

科学を捨ててくれないかと。
そうすれば千空を殺さずに済むと。

だが、千空にとって科学を捨てることだけはできなかった。

大樹が千空たちのもとに着いた頃にはすでに全てが終わっていた。
千空は生き絶え、杠は泣き崩れていた。

千空の死
息絶える千空を抱きかかえ慟哭する大樹
(Z=11 科学の武器より)

三人の約束

千空を抱きかかえ、泣き叫ぶ大樹に対して「苦しんではない」と声をかける司。
しかし大樹の背中からはただならぬ気配が感じられた。

ここで怒りに任せて攻撃されては大樹までも殺さねばならない。
司はそんな懸念を胸に秘めながら、戦闘態勢をとる。

大樹は唐突に、近くにある大岩を両手で持ち上げる。
そして小さく、杠に何やら説明をした。

謝る大樹。
しかし杠は「三人で約束したんだからきっとうまくいく」と大樹の言葉を信じ切っていた。

杠の言葉を皮切りに、大樹が、手に持っていた岩を上空に放り投げる。

大岩を投げる大樹
何を思ってか、大岩を上空に放り投げる大樹
(Z=11 科学の武器より)

戦況を判断しかねる司。
飛んでくる岩、もしくは大樹自身、どちらが攻撃となり得るのか。
誤算だったのは、杠が戦闘に参加するはずがないという固定観念だった。

杠は咄嗟に側に置いてあった壺を司に向かって投げ込む。
すぐさまそれに反応した司は、懐に飛び込んできた壺を蹴って割る。
すると、その壺の中からは黒色の粉が飛び散った。

火薬に動揺する司
司が割った壺からは黒い粉が散る
(Z=11 科学の武器より)

それとほぼ同時のタイミングで、大樹が上空に放り投げた大岩が地面に落ちる。
投げた岩は、黄鉄鉱。
先ほど大樹が大爆発を起こしたものと同じ種類の岩で、そのときよりもさらに大きな岩だった。

黄鉄鉱の衝撃によって起きた火花は、辺りに飛び散った黒い粉……千空が最期に残した黒色火薬に向かって飛び、司の周辺で大爆発を起こした。

それは杠が復活してすぐのこと。
迫りくる司に対して「三人で共に闘う」という約束の元に大樹と杠が取った行動だった。

大樹と杠は大爆発に隠れ、千空を抱えて逃げ出していた。
そして司も、傷一つ負うことなく火薬による爆発を防いだ。
暴力を嫌う大樹は、この爆発によって司が傷を負うと思っていなかったのだった。
つまり火薬による大爆発は司の視界を奪い、隠れ逃れるための策だった。

司から逃れた大樹は必死に千空に蘇生措置を行う。
しかし、頸神経を砕かれた千空の身体にはそれも意味をなさない。

意味も分からず人工呼吸を行おうとする大樹に対し、千空は自分の代わり犠牲になり、首を攻撃されたのだと杠は説明する。
その言葉に違和感を覚える大樹。

かつて、「自分・友達・恋人のうちだれか一人しかた助けられないとしたらどうするか」という心理学テストをした際に、千空は「全員が助かるルールを一から探す」と答えていた。

ならば、自分を犠牲にする選択を取るはずがない。
大樹は必死に、千空が残したヒントがあるはずと考える。

そこで杠は、千空が殺される前になぜかやたら首を鳴らしていたと大樹に伝える。
それを聞いた大樹は千空のある癖に気づく。

思い出す大樹
千空の首を鳴らす癖に気づく大樹
(Z=12 Epilogue of Prologueより)

千空の首元を見てみると、ちょうど砕かれた頸神経の付近に石化が残っていた。
そして同時に大樹は、かつてこの旅の途中に杠の足の石化を治した際に「石化からの復活時に細かい破損が繋がった」ことを思い出す。

首に石化が残る千空
千空の首の石化残りと、修復の可能性
(Z=12 Epilogue of Prologueより)

石化からの復活が、千空を生き返らせてくれると信じて、大樹たちは復活液をかけ、千空を呼ぶ。

その呼び声に呼応するように、千空はかすむ意識の中で石化から復活した当時のことを思い出していた。

大樹とは違い、石化復活から喜び舞うことなく、ただ今出来ることを一つ一つやっていく千空。
火を起こすのもやっと。頭を使い道具を使い、必死に何もない原始時代を生き抜こうとする。

火起こしをする千空
力もなければ器用さもないと、火を起こすのも一苦労な千空
(Z=12 STONE WORLD THE BEGINNINGより)

記憶をたどりながら石器を作り、紐を作り、火を起こし、服まで作り上げた。
ようやく衣食住を手に入れた千空だったが、それでは本来の目的である文明の発展にまで手が出ない。

そんな千空が求めたのは体力のある大樹だった。
千空は地面に埋まっていた大樹を掘り起こし、自分が石化から復活したであろう要因と考えられる洞穴の硝酸のもとに運び出す。

石化大樹
石化した大樹を掘り起こす千空
(Z=14 信ずるものより)

千空は必死に大樹を復活させる術を考える。
考えて考え抜いたのち、自分が石化しても考え続けていたこと=意識を保っていたことが石化から復活しやすかった要因であると結論づける。
きっと大樹も同じように意識を保ち続けているはずだと信じ、大樹の名を呼ぶ千空。

そして同じように、今度は大樹が千空の名を呼んでいた。

お互いを呼ぶ千空と大樹
互いに必要としあい、互いを信じて呼ぶ千空と大樹
(Z=14 信ずるものより)

ついに復活する千空。
同時に石化からの復活の修復力の高さが明らかになった。

その現象を見た大樹が、かつて石鹸のことを千空がそう呼んでいたように、この石化こそが医者がわりの命の石、Dr.STONEではないかと言う。

Dr.STONE
タイトル「Dr.STONE」につながるヒントとなるセリフを言う大樹
(Z=15 石の世界の二つの国)

それを聞いて何やら策を練る千空。
考えがまとまった千空は、大樹と杠にその策の一部を伝える。
その策とは「司のもとでスパイとして潜入してほしい」というもの。

千空たちにとって、司が行う人類浄化のための大量破壊はなんとしても防がなくてはならない。
そのためには司がこれから築き上げるであろう武力で統べる新世界を倒す必要がある。

その打倒すべき司帝国との闘いの時のため、千空は科学で闘う革命軍を作ることを計画する。

科学の革命軍を作る千空
千空の思い描く科学の革命軍
(Z=15 石の世界の二つの国)

大樹と杠は司帝国の中でスパイ活動を行い、
千空は科学力で対抗する革命軍を作る。
そうして千空たちは二手に別れ、闘うことを決意する。
別れ際に、杠からもらった科学の旗を振りかざし、千空は科学の王国を立ち上げることを誓う。

謎の村の発見

大樹たちと別れた千空は、狼煙を上げた謎の連中Xを仲間に入れようと目論む。
同時期に、狼煙を上げた張本人である少女は、司と邂逅していた。

コハク
司と邂逅する謎の少女
(Z=16 コハク)

謎の少女は出会い頭に司に対して猛攻を仕掛ける。
しかしさすが霊長類最強の高校生、それもなんなく防ぎきる。

少女に対して司は問う。
「何世代目なのか」と
その問いへの反応から少女は科学のない純粋な原始人であると判断し、今は闘う必要がないと、大木を倒してその少女の動きを封じてしまう。

司が倒した木の大きな音を遠くから聴きとった千空は、その場所へと急行する。
するとそこには、謎の少女が木に押しつぶされて身動きを封じられていた。

千空は事情を聞くより先に、少女を助けようと必死に道具作りを始める。
もちろん、千空に大木を持ち上げるほどの力はない。
ならば、一高校生の力を怪力に変換する機構を作ればいい。

木を砕き、中心に穴をあけ、土を詰めた竹を通して三つの道具を作り上げる。
周りの木に紐をひっかけ、潤滑油として石鹸を塗り込んで、そこに先ほどの道具を通す。
千空はその場で即席の滑車を作り上げた。

滑車を作る千空
滑車を作り上げて大木を動かす千空
(Z=16 コハク)

無事、少女を助け出す千空。
少女は自らの名前をコハクと名乗り、 千空の一つ一つ問題を解決していく揺るがぬ信念が気に入ったと言う。

事前に司と一戦交えていたコハクは、千空が司と闘うと聞いて協力を申し出る。
そして、コハクの住む村へと千空を案内した。

村には40人の住人がおり、全員が近代文明を知らなかった。
そこから、村人は最近石化から復活したものたちの集まりではなく、はるか昔に復活した者の子孫ではないかと千空は睨む。
しかしそれにしては知識がなさすぎるため、千空はいまいち状況をつかみきれなかった。

そんなところへ村から出てきた二人組による奇襲に遭う。
千空を守るようにコハクがその奇襲に対応する。
金狼と銀狼と呼ばれるその二人組は村の門番を担っており、外者の千空から村を守るために現れたという。

金狼と銀狼
村の門番、金狼と銀狼
(Z=17 ワッッルい顔)

その物言いに怒ったコハクは、二人相手に脅しをかける。
どうやら二人相手でもコハクは後れを取らない自信があるようだ。

ワッッルい顔をするコハク
ワッッルい顔をするコハク
(Z=17 ワッッルい顔)

そんな一触即発な状況を治めるために、千空は石鹸からシャボン玉を作り出す。
初めて見るその存在に、金狼と銀狼はシャボン玉を「妖術」と称して警戒する。

金狼と銀狼が狼狽える姿を見た千空は「そのレベルね」とあきれた表情を浮かべる。
千空はこれなら科学の力で村の住人たちを仲間に引き入れることができると確信し、コハクにも劣らぬワッッルい顔をしたのだった。

ワッッルい顔をする千空
ワッッルい顔をする千空
(Z=17 ワッッルい顔)

■Dr.漫太郎の所感

プロフィール千空の死はとてもビビりましたね!Dr.STONEはコマ割りとか見開きの使い方とかが非常に上手くて、千空の葛藤のシーンとかも読んでて自分がどんどん展開に飲み込まれていることが分かります。そしてタイトルであるDr.STONEの意味がほんの少しだけ明らかになった気がしましたね。次回からは謎の村で本格的な実験&発明のオンパレードです。どうぞお楽しみに!

スポンサードリンク

-Dr.STONE, Dt.STONE_連載解説, 週刊少年ジャンプ, 週刊少年ジャンプ_連載解説, 週刊連載解説
-, , ,

Copyright© 社畜サラリーマンの連載漫画時短解説ブログ , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.